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バンドの夜景

3日目は杭州を廻りました。

まず午前中に訪れたのが杭州最大のお寺「霊隠寺」

霊隠寺


中国禅宗十刹の一つで、326年にインドから来た慧理が開いた寺で、彼がここは「心霊が隠れ住むところ」と思われ、霊隠寺と名づけられたという。

霊隠寺2 飛来峰
杭州最大のお寺だけあって、中国人の観光客がたくさん来ていました。 飛来峰と言われるインドから飛んできた石で出来た山の中にあるお寺です。

境内までの山道の壁面には無数の石像が彫られていました。

壁面仏 布袋様
境内までの山道の壁面には無数の石像が彫られていました。 無数の仏像の中でも人気の高い布袋様の前で記念撮影。
不動明王
御利益があるかな
これは不動明王の石像。 右手の玉の部分を触った手をポケットに入れるとお金持ちになれるのだとか。 柵から手を伸ばして、何とか触ったのですが… 中には柵を越えて、悠々と触っている強者も!
霊隠寺の布袋様  
こちらは布袋様。 この石像は中国でも非常に有名らしく、霊隠寺のスポットになっています。

境内に入って先ず山門の「天王殿」を見学。
この天王殿は清の乾隆帝が参拝して以来、正面からの入場は禁止になっており、
裏門から中の四天王と大黒天、韋駄天を見学してきました。

霊隠寺の四天王
霊隠寺の韋駄天
ちなみに寒山寺にもこの山門はあったのですが、霊隠寺の方が桁違いに大きかったです。 天王殿内にある韋駄天の像。顔立ちがとても綺麗で「いい男」って感じです。

天王殿を見学後、いよいよ本堂へ。

 

霊隠寺本堂


お坊さんのお経を唱える声、人々が焚く線香の香りが漂って荘厳な雰囲気。
本堂に入るとすぐ目の前に現われるのが、中国最大の大仏。

 

霊隠寺の大仏


この大きさは奈良の大仏に匹敵するほどの大きさ!
聞けばこちらの大仏も奈良の大仏同様、大仏を作った後で本堂を建てたのだとか。

で、裏手に回ってみるとこちらにも観音菩薩の仏像が。

 

霊隠寺の観音菩薩


観音菩薩の仏像の周りには何百体もの仏像が壁に彫り込まれており、こちらもその壮大さに圧倒されます。
ちなみに観音菩薩が踏み台にしている生き物はナマズだそうで、このナマズが暴れるおかげで杭州では地震が多かったのですが、それを見た観音菩薩がナマズの上に乗ることで、ナマズが暴れるのを止め、以来杭州では地震が起こらなくなったのだとか。

その後、薬師殿を見学。

霊隠寺薬師殿

 

薬師如来 般若心経
薬師如来は修復中で、青い頭でした(笑)ちなみにこの周りの十二支神像も修復中で、どれがどの干支なのかお坊さんも分かっていませんでした(爆) 薬師殿裏手にある「般若心経」の碑文。文字に触ると幸せになれるとのことで、下の方はみんなに触られ、塗装がはげていました…

霊隠寺を後にして、次に向かった先は「中国茶葉博物館」

中国茶葉博物館


文字通り中国全土の茶葉を研究する国立の博物館です。
館内では、中国茶の歴史や茶葉の種類、お茶の作り方や茶器など中国茶に関するありとあらゆるものが置いてありました。

博物館内 茶葉を煎じる機械
館内に入ると大きな「茶」の文字が彫り込まれた石壁の滝が迎えてくれます。 茶葉を煎じる機械。4人で廻して使う物で、みんなで廻しました。

一通り館内を案内された後、中国茶の試飲。
竜井茶から始まり、漢方にもなる一葉茶、8年物のプーアル茶、最後はキンモクセイとジャスミンのブレンド茶と、中国の茶器を使ってちょっとした中国茶の清香(茶会)を堪能してきました。

プーアル茶で出来てます これもプーアル茶で出来てます
これ、実はプーアル茶で出来ています。プーアル茶は一般の茶葉と違って、年数を重ねる毎に価値が上がるのだとか。 なので、年数が高いもの程、偽物が出回っているらしく、3年以内のプーアル茶だったら、ほぼ100%本物だそうです。 で、肝心の偽物の見分け方。本物は10回入れても味があるのに対し、偽物は2〜3回で味が無くなるそうです。 結局飲んでみなければ分からないってことみたいです…orz


陸羽

こちらは陸羽さん。
「茶経」というお茶の専門書を書いた人で、中国茶の楽しみかたを広めた人です。日本で言う千利休みたいな人でしょう。さらに言うと「千利休」の「利休」という文字は日本語読みすると「りきゅう」で、「りくう」をもじったのは無いかと言われています。

中国茶葉博物館でお土産のお茶を購入。お土産には中国茶の最高峰「竜井茶」の新茶と、プーアル茶にしました。で、この中国茶。5個購入すると「政府の気持ち」で1個サービスになります。

中国茶葉博物館の後はランチタイム。
今日は茶葉を使った杭州料理を堪能…したかったのですが、体調絶不調のためモリモリは食べられず…orz
結局チョコチョコとつまんだのですが、味は美味しかったです。

茶粥 松鼠桂魚
こちらは茶粥。
みんなには「味がしない」とのことで不評でしたが茶の香りと甘みがお粥に染み渡っていて、私は非常に美味しいと感じました。
蘇州同様、杭州名物の「松鼠桂魚」
今回の方が揚げ具合が良く、美味しくいただけました。
竜井茶と海老の塩炒め 茶饅頭
こちらは「竜井茶と海老の塩炒め」
竜井茶はお茶を炒れた後に、残った茶葉を料理として活用するので 無駄がなく、茶葉も甘みがあり、プリプリの海老と良くマッチしていました。
最後は「茶饅頭」
中身は肉が入っていて(段ボールは入ってませんでした。多分…) こちらもなかなか美味しかったです。
鶏料理には頭のおまけ付き! 果敢にトライ
鶏料理には頭のおまけ付き! しっかりトライした人も!

午後は杭州の有名な湖「西湖」を遊覧船にて周遊。

 

西湖


西湖の由来は、春秋時代に会稽の恥で破れた越王勾践が呉王夫差に復讐をすべく送り込んだ絶世の美女で、夫差は西施にうつつを抜かして政治を顧みなくなり、勾践に破れ呉は滅びてしまいます。
見事ミッションをクリアした西施は入水を命じられ(一説には越の宰相と共に逃げたともあります)、それを悼んだ住民が湖を西湖と名付けたといわれています。

出航前に記念撮影 美女と野獣のツーショット
遊覧船が出る迄の間みんなで記念撮影 こちらは美女と野獣のツーショット。

で、その西湖、1周は1時間弱で回れるほど小さな湖で、二つの堤防が有名です。

白堤 雷峰塔
これは「白堤」白居易(白楽天)が杭州の長官だった頃に造られたといわれている堤防です。右端に見えるのが断橋残雪で有名な「断橋」です。奥にはうっすらと塔が見えます。 「雷峰塔」 この雷峰塔、呉の時代に出来上がった塔で、この塔のレンガを持って帰り、家の中に置いておくと 家が崩れない。との迷信があり、それを知った人々が雷峰塔のレンガを持ち帰ってしまったため、塔が崩れてしまったとのこと。(さすが中国人…)現在の塔は復元された物です。
三譚印月 蘇堤
「三譚印月」 この3つの灯籠で囲まれた部分が西湖の最深部です。(といっても深さ3m程ですが)中国の10元札の裏(表?)に書かれている絵がこの絵です。 「3つ全てを1枚で撮影するのは普通のカメラではムリです。」と言われたのでトライ。で、見事に3つ撮れちゃいました(笑) こちらは「蘇堤」 言わずと知れた蘇東坡が長官だった際に作らせた堤防です。「白堤」と「蘇堤」の二つの堤防のおかげで西湖の氾濫は激減したそうです。弱きを扶け、清廉潔白な蘇東坡は中央の役人からは鼻つまみ者でしたが、地元の住民には非常に愛されていました。

周遊を終えて、迎えのバスが来るまで「西冷印社」に立ち寄り一休憩。

西冷印社


ここは中国最古の印鑑会社で、ここの社員になるには書道と篆刻の技術が必要だそうです。
しかも社員は終身制で、誰かが亡くならないと社員になれないのだとか。そのため、一生「名誉会員(インターン)」で終わる人もいるみたいです。

西湖を後にして、向かった先は「六和塔」

 

六和塔


中国第4位の河川である「銭塘江」のほとりに経つ十三層の塔です。
この六和塔にも由来があり、銭塘江のほとりに「六和」という少年が住んでいて、ある日両親が銭塘江に漁に出た際に、銭塘江に住む龍神が暴れて、船が転覆してしまい両親は亡くなってしまいました。
それを恨んだ六和は毎日銭塘江へ石を投げ込んだため、そのたびに竜宮城が揺れ、龍神は参ってしまい、ある日六和に許しを請います。
六和は許す条件として、両親を生き返らせることと、二度と銭塘江を氾濫させないことを龍神に誓わせます。
こうして銭塘江は氾濫しなくなり、六和は両親と幸せに暮らしたそうです。
その逸話から、この塔が六和塔と名付けられたといわれています。

で、この六和塔。一人10元で上まで登ることも出来ます。
体調絶不調の中、止せばいいのに高いところが好きな●●なので、233段ある階段をひたすら登り、最上階へ。最上階は銭塘江を一望出来、見晴らし最高でしたが、体調は絶不調でした…orz

銭塘江 銭塘江をバックに
「銭塘江」 左に見える橋は「銭塘大橋」で、中国で初めて架けられた大橋だとか。ちなみに銭塘江の土壌は砂地で川の流れも速く、ここに大橋を架けることは不可能と世界の建築・地質学者からいわれていたのを、中国国民は人海戦術で、根性で橋を架けたそうです。さすが中国!ここは素直に感心しました。 銭塘江と銭塘大橋の雄大な眺めを背にして、ワンショット!
体調絶不調の若者 元気なお父さん
体調絶不調の若者。顔蒼いよ… 近頃の若いもんは元気が無くていかん!

六和塔を見た後は、杭州の駅から新幹線に乗り上海へ。

杭州駅にて 聴き取りテスト
新幹線が来るまでの間、待合室でくつろぎタイム。 待つ間にアナウンスの聴き取りテスト
新幹線到着  
そうこうしている内に新幹線が到着。

この新幹線は日本の「はやて」と同じ車両を使っているとのことですが、
内装は無茶苦茶ちゃちで、リクライニングも座席を回転することも出来ず、只座るための席。
線路は一般車両と同じ為、最高時速は200km弱と普通の特急と大して変わりませんでした…

上海に着いて、杭州から先行していたバスに乗り込むことに…
で、バスに乗り込んだら、運転手さんが代わっていて、置いておいた荷物もなくなっており
「もしややられたか!?」
と思っていたら、我々が杭州まで乗ってきたバスが渋滞に巻き込まれ、間に合わなくなったので代わりのバスを立てたとのことで、安心してホテルにチェックイン。

ホテルで倒れそうな勢いでしたが、晩ご飯を食べに、外灘(バンド)へ。

 

外灘の夜


ここは旧租界地でだけあって、夜も照明がキラキラと輝いていて、まさに繁華街といった感じ。

外灘の繁華街 外灘の繁華街2
外灘の繁華街3 外灘の繁華街4

世界一うまいといわれる「南翔饅頭店」の小龍包を食べるため、繁華街を突き進むと、大行列が見えてきました。
行列の最後尾に並んで待つこと5分で、体調不良のため立っていることも辛く、座って休んでいると先生が見るに見かねて、他のお店に掛け合って白粥を作ってもらい、それを食べることに…
メンバーの一人が持ってきていた梅干しを落として、梅粥に。
体調が弱っていたこともあり、この白粥が無茶苦茶旨かった!!
結局、小龍包は食べられずでした…orz

粥を食べた後は、早々にホテルに戻って、パブロン二包を一気飲みし、布団にくるまって寝ました…zzz

4日目へ続く・・・

 


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